弁護士 山本 孝(YAMAMOTO TAKASHI)

 

 経歴に代える御挨拶

 

 早稲田大学政治経済学部で政治学を学びましたが社会の問題解決にどのように役立つかが見えてこなかったため、卒業後に法学を学び、1978年に弁護士登録しました。

 薬害スモン弁護団、水俣病東京弁護団、薬害ヤコブ病弁護団で総力戦としての訴訟活動経験を積み、民事事件では欠陥住宅、不動産事件、交通事故から航空会社に対する損害賠償請求まで徹底した証拠収集をめざし、家事事件(相続、離婚等)では丁寧な事件への取り組みを心がけてきました。

 

 会社の顧問弁護士として労働組合との交渉にもあたりますが、会社の利益に偏ることなく公平妥当な解決を目指しています。

 

 刑事事件は数多くは担当していませんが、弁護士として最初に受任した高裁事件で地裁の実刑判決をひっくり返して執行猶予判決をえたこと、また後輩弁護士から請われて高裁から弁護団長として弁護にあたった事件では有力証拠を自ら発見して逆転無罪判決をえたことが印象に残っています。

 

 耐震偽装事件(姉歯建築士ら)でTV出演をしていたことから欠陥住宅専門と誤解している人がいますが、総合的視点をもって各種事件に取り組んでいます。

 

 弁護士会会活動としては、関東弁護士会常務理事や東京弁護士会常議員を三度経験してきました。また、裁判所調停委員、年金記録第三者委員会委員としては公平誠実を旨として職務を行っています。